下図は、本講座卒業生の進路について、その内訳を示したものです。

6割の学生が大学院へと進学している一方で、中央省庁や地方公共団体、政府関係機関などの行政機関、あるいは電力やガスなどのエネルギー関連会社が15%近くを占めており、公的部門へ就職する学生が多いのが本コースの特徴です。

大学院進学率は工学系学部の中では低い方になりますが、これは環境問題は実社会の問題であるため、早く社会に飛び立とうとする意欲的な学生が多いためです。このことは公的部門へ就職率が高いことからもうかがえるでしょう。また、こうした学生の中には、一度社会人となってから、論文を書きに再び大学に戻るという者も少なくありません。大学院に進学している学生の多くは、都市工学専攻の大学院に進んでおりますが、新領域創成科学研究科環境学専攻の設立に伴い、環境学専攻に進む学生もおります。

民間企業では、環境関連機器などを取り扱うメーカー、コンサルタント会社、建設会社などが主な就職先となっていますが、銀行や商社など多岐にわたっています。これはまさに、高度な専門性と同時に視野の広さと柔軟性を兼ね備えているという、都市環境工学修学者のあるべき姿を反映したものと言えます。